私たちヒトの一生と同じように猫も幼く生まれ、成長し大人になりやがて歳を重ねて衰え、寿命を迎えます。
ただ一点違うのはその一生の長さです。
平均寿命を比較してみるとヒト(日本人)は約80歳に対して猫は約15歳、5倍もの違いがありますね。 獣医療の進歩によって年々、猫の寿命は延びていますが、愛猫と一生ずっと一緒に暮らすというのは今のところ難しいようです。
どんな動物にも細胞のテロメアがあり、心臓が一生で拍動できる回数には限界があるなどと言われるように絶対的に超えられない壁があります。 ですが私自身、25歳の猫ちゃんを診たことがありますし、ギネス世界記録には38歳というご長寿さんもいたそうです。 こういったねこたちがいることからも今の平均寿命15歳という年齢にはまだまだ延びしろがありそうですよね。
もちろんそこに至るには獣医療のさらなる進歩も必要ですが、猫が暮らすおうちでの環境や飼い主さん、社会全体の猫への考え方も重要になってきます。 これからもどんどんと延びて、多くの猫がより長く幸せな生活を送ることができるようになって欲しいですね!
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